モンゴルでは、過去5年間で、非伝染性疾患の数が劇的に増加しました。
具体的な疾患としては、過体重による糖尿病、ならびに呼吸器系および消化器系の疾患が多いということで報告がされています。
したがって、若者は健康に注意を払うことが重要です。モンゴルの学生の10 人中 7 人がバランスの悪い食生活ををしているという研究があります。これについて全国の市民の健康診断が5月に始まりました。2022年12月12日に18 歳から30歳までの市民または学生の 55,000 人以上が非伝染性疾患の早期発見テストに参加しています。これらのうち、約18,000の病気の疑いのある症例が検出され、そのうち9,000人以上が消化器系、内分泌系、心血管系、および呼吸器系の疾患と診断されました。地区の健康診断に参加している学生の10人中5人が甲状腺結節と診断され、手術を受けています。したがって、専門家は、若者を含むすべての人が健康に気を配るようアドバイスしています。
ちなみに、日本の20代に多い疾患としては下記の通りです。
日本の20代に多い心の病気
- 摂食障害
- 神経性無食欲症(拒食症)
- 神経性大食症(過食症)
- 思春期妄想症
- 統合失調症
- 典型的な症状
- 治療
- 思春期うつ病
日本の同様の世代についても、モンゴルと同じような疾患がみられることがわかります。学生から社会人になる際での食生活の変化により、さまざまな病気の発症要因となっているようです。また、20代でも脳卒中、心筋梗塞、女性は子宮頸がんになる可能性もあります。
モンゴルも日本も国籍を問わず、食生活からくる疾患は多くの病気を引き起こす要因になりかねます。
みなさんも是非、定期的な健康診断はもちろん、日々の食生活を改めてみてはいかがでしょうか。
引用・参考文献