モンゴル政府は、2004年からモンゴルの18歳以下の子供に児童手当をあげてきた。
当時は、生活が貧しい家庭を対象に毎月3000トゥグルグをあげていたが、
やがてモンゴルの子供全体に毎月20,000トゥグルグになった。
そして最近では、コロナの影響で2020年から毎月100,000トゥグルグに上がった。
児童手当は生活が貧しい家庭にとっては欠かせない援助金であるが、
中にはお酒や自分の娯楽のために使ってしまう両親もいるのが事実。
とある調査では、児童手当を受けている家庭の90%は貯金しているとのこと。
モンゴル政府は2023年の1月から子供のいる家庭の91%に児童手当を引き続き渡し
残りの9％への援助を止めることにし、その選別は家庭の収入によるものとした。
しかし、この判断が大きな批判を招いた。
引き続き児童手当を受けている子供は、生活が貧しく両親の収入が低いと周りがわかってしまい
ひどい場合はいじめなどを招くことになる。
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