先日モンゴルにおいて、107 校と 5 校の一般教育学校から 60 人以上の教師と専門家が参加して、メンタルヘルス及び教育トレーニングが開催されました。これをもとに保健省は、10月に実施された教師、生徒、保護者のメンタルヘルス調査の結果を発表しました。
同省は、文部科学省、文部科学省、およびその他の関係者と協力して、メンタルヘルスや感染症、栄養、大気汚染などの基準に基づいて、子供に優しい学校指標を開発し、導入することを決定しました。最初に小学校107校と5校、次に全国の全校に配布し、児童基金や他のドナーとの協力について報告しました。
メンタルヘルスの問題の 75% は 20 歳になる前に始まるとされ、 主に青年期に発生する下記のような精神障害が含まれます。
- 不安
- うつ
- あらゆる摂食障害
- 素行障害(反社会的行動)
- 注意不足
- 多動になる自傷行為の問題
さらに、学齢期の子供の少なくとも 3% が、重度のうつ病、自殺念慮、狂気、注意欠陥障害、多動などの精神障害を持っていることが報告されています。
行動障害の有病率は 5 ~ 20% です。 男子の 6 ~ 16%、女子の 2 ~ 9% が行動障害を持っており、男子は女子より多い傾向にあります。 また、地域的な割合としては、農村部より、都市部でより多い傾向にあります。
モンゴルでは現在出生率が2020年データで2.83となっており、人口が基本的に上昇傾向にあるため、子供の健康、成長にについてのこれらの問題の要因の追求及び改善が、国家として非常に重要であると思います。
引用・参考文献