~Zangia.mn 2022年給与調査を公開~
ザンギア ポータル LLC Zangia.mn(モンゴルのトップ求人媒体)は 5 年目を迎え、各職位と経済活動の主要部門について詳細な給与調査を行いました。 調査からは、経済活動部門別、職種別の賃金額を見ることができます。
過去数年間、従業員の平均給与は着実に上昇していますが、インフレの影響により、実質購買力は給与の伸びとは一致していません。 したがって、賃金の実際の増加は、賃金の合計増加とインフレとの差によって測定および比較されました。 2018 年と 2021 年では、インフレ率の伸びが平均賃金の伸びを上回ったため、実質賃金の伸びはマイナスになっています。 これは、市民の実質購買力がここ数年で低下していることを示しています。
図 1. 総賃金の伸びと実質成長率
2021年の実質昇給額を経済活動の部門別にみると、19部門で働く人々の実質購買力が低下しており、建設業の労働者の購買力は 17.1% 減少し、専門的、科学的および技術的活動部門は 12.4% 減少し、不動産活動部門は 11.7% 減少しました。
<研究概要>
2022 年には、経済活動の 4 つの主要セクターと 1 つのサブセクターについて詳細な賃金調査を実施しました。
<給与の更新と計画>
合計で、調査に参加した組織の 66% が 2022 年に給与改革を実施し、平均給与が 19% 上昇しました。 翌年には、全参加組織の 59% が給与の引き上げを計画しており、平均で 17% の増加が見られます。
<平均給与総額/業種別>
前年の平均給与と比較すると、経済活動部門の従業員の平均給与は、建設部門と販売部門の平均給与の増加が最も高いです。
図 1. 総平均給与 / セクター別 /
<平均給与総額/役職別>
職種別の平均給与をみると、管理職の平均昇給が13%と最も低く、基幹職の平均給与が30%増と最も高いです。
図2.平均給与総額/職種別/
上記の通り、モンゴルでは物価と賃金の関係性上、国民の生活は厳しい状況が続いているため海外で就労を希望する方が多い状況といえます。
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引用・参考文献
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