モンゴル豆知識

握手といえば、皆さんが挨拶の意味だと考える方が多いではないかと思います。

モンゴルでは挨拶の握手はもちろんですが、それと違って、足が踏まれたら、あるいは誰かの足を踏んだら握手する文化があります。

その理由として、モンゴルでは足を踏むのは非常に礼儀が悪い、喧嘩を売るという印象が与えるからです。

その為、モンゴルでは握手するのは当たり前な行動で、相手に対する謝りの気持ちを伝え、仲直りの意味を現します。お互いに尊敬する気持ち、謝る気持ちがあれば、世の中が平和であるのを願う文化でもあります。

 


弊社の従業員が日本に来たばっかりの時にあった経験を紹介したいと思います。今から、ちょうど9年前の大学の入学式のことです。

〜弊社のモンゴル国籍従業員KHさんより〜

人生初の外国で日本に留学しにきたばっかりのこと事で、ワクワク、ドキドキしながら朝早く起き、入学式が行うある会場へ向かいました。その日、天気も良く、すごく暖かくて、電車の窓から桜と綺麗な景色が映り、テレビでいつも見ていた夢のような時間でした。電車から降り、スーツ着用した学生たちに交流し、入学式が行われる会場に着きました。

会場に入ると、ずらっと並べた椅子がおいてあり、先生から指導をもらい、着席しました。

入学式がまるで不思議な雰囲気で行われて終わり、みんなが急いで帰ります。私も帰ろうと思い、みんなの間を通り抜く途中で、誰かの足に踏んでしまいました。

ごめんなさいと言いながら、相手の手を勝手にとって拍手したら、あの子がすごくびっくりした顔で大丈夫だよと言って逃げそうに帰りました。私が恥ずかしくて、顔が真っ赤で早速会場から出て電車に乗りました。帰る地中で、その話を先輩と友達に言ったら、爆笑されましたね。

足が踏まれたら握手するのはモンゴル国だけの文化であることをその時初めて気付きました。面白いのは入学式から卒業式までの4年間は、私はあの子にとって変な人だと思われたと思います。これが私にとって初めて実感したモンゴルと日本の文化の違いであります。^^

 


 

もし、あなたがモンゴルに行った時に誰かに足が踏まれ、いきなり握手されたら、びっくりしないでくださいね。これがモンゴル人にとって当たり前の行動で、モンゴル文化の一つで、礼儀正しさの現れでもあります。