日本食：ラーメン屋の種類

【1】カウンター式の個人ラーメン店

街の中でよく見かけるのがこのタイプのラーメン店です。店内にはテーブル席はなく、カウンターだけというお店が多いです。客席とキッチンの距離が近く、店主がラーメンを作っている様子を見ることができます。

📝 特徴：

• 席数が少なく、回転が速い
• 常連客が多く、少し緊張することも
• メニューが券売機での購入のみの場合が多い

👀 初心者へのアドバイス：

• 店内が狭い場合、入口の外で待つときは「1列」で並びましょう
• 席が空くのを待つ前に、券売機で食券を買っておくのが一般的です

【2】チェーン系ラーメン店

「一蘭」「一風堂」「天下一品」「ラーメン山岡家」など、有名なラーメンチェーンも日本中にあります。これらのお店は、外国人にも人気で、英語メニューやマルチリンガル券売機が用意されていることもあります。

📝 特徴：

• サービスが安定していて入りやすい
• 外国語に対応している店舗も多い
• 支払いが現金以外（クレカや交通系ICカード）に対応している場合も

🎯 一蘭のユニークなポイント：

• 席が仕切られていて、スタッフと顔を合わせずに注文ができる
• 注文用紙で細かくカスタマイズ可能（味の濃さ、にんにくの量など）

【3】こだわり系・専門ラーメン店（家系、二郎系、つけ麺など）

ラーメンには地域や流派（？）のようなスタイルがたくさんあります。以下はその一部です：

• 家系ラーメン（横浜発祥）：濃厚な豚骨しょうゆスープ＋太麺。ライス無料のお店も多い。
• 二郎系ラーメン：極太麺と山盛りの野菜、にんにく。とにかくボリューム重視！
• つけ麺：ラーメンのスープと麺が別々に出てくる。麺をスープに「つけて」食べるスタイル。

🍽 ポイント：

• 二郎系では「呪文」のようなカスタマイズ（例：ヤサイマシマシ、ニンニクアブラカラメ）をする文化があるので、初心者には少しハードルが高めです
• 店の雰囲気が真剣な場合もあり、マナーを守ると好印象です

🧩 3. 券売機の使い方（詳しく）

多くのラーメン店では、入店前または入店してすぐのところに「券売機」があります。これは、メニューを選んで食券を買うための機械です。日本語しか表示されていないものもありますが、操作はシンプルなので安心してください。

✅ 食券の買い方（ステップごと）

1. メニューを選ぶ
   券売機にはボタンがたくさん並んでいます。メインのラーメン、トッピング、ドリンク、セットメニューなどがあります。写真や説明がある場合はそれを参考に選びましょう。

💡コツ：
– 一番左上のボタンが「一番人気」のラーメンであることが多いです！
– 迷ったら、定番の「しょうゆラーメン」や「とんこつラーメン」を選ぶと間違いありません。

2. お金を入れる
   現金（1000円札や硬貨）を先に入れるタイプと、選んだ後にお金を入れるタイプがあります。カードや電子マネーが使える券売機もありますが、現金しか使えない店もまだ多いので注意しましょう。
3. ボタンを押して食券を取る
   ボタンを押すと、下から「食券（しょっけん）」が出てきます。これを持って、席に座ります。トッピングやサイドメニューを選んだ場合は、複数枚の食券が出てくることもあります。
4. 店員に食券を渡す
   カウンターの上に置いておくだけでOKの店もあれば、店員さんに直接渡す場合もあります。呼ばれたら元気に「お願いします！」と言って渡しましょう。