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3月10日(本日)モンゴル国家非常事態特別委員会によりモンゴルで初めての新型コロナウイルス感染者1人が確認したことを発表しました。感染者は57歳のフランス国籍の男性です。

感染者はドルノゴビ県にある鉱山会社に勤務している者で、一時的帰国して3月2日(月)にモスクワから定期便でモンゴルに到着し、7日(土)に発熱したため,ドルノゴビ県の医療施設に隔離され,PCR検査を受けたところ,9日深夜2時に新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

モンゴルに到着後,14日間の自宅待機を要請されていたにも関わらず,指示に従わず行動していたため,120人以上と接触していたことが確認されています。

現在、感染者はドルノゴビ県で治療を受けており、勤務先の仕事所内での濃厚接触者及び感染経路について詳しい行動歴などを調査しているところです。

国家非常事態特別委員会により月10日午前7時から17日午前7時までの間、感染拡大を防止するため、モンゴル各県を結ぶ幹線道路が遮断及び公共交通機関の運航(車,鉄道,航空機国内線)が停止され,都市間の移動ができなくなっています。

また3月8日にモンゴルの国家非常事態特別委員会では、新型コロナウイルス対策として2月28日から3月の12日まで日本・モンゴル発着する航空便を2週間中止する決断を受けていましたが、韓国仁川〜ウランバートル、ロシア〜ウランバートル発着便の一時欠航措置を決定し、3月28日まで延長となりました。

感染症対策をより強化する指向として、感染者が急増しているヨーロッパの国々の運航停止するかなどについて検討し、3月の15日に決定する方向性で進めています。